木星と太陽の全運動エネルギー
Total Kinetic Energy
Of
Jupiter and Sun

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全運動エネルギーという側面から見ても全運動量は太陽に集中している



Real Science of Golf






2012.11.10

「全運動エネルギー」を比較することは、
「角運動量の惑星集中」という学説決定的な反例です。


並進の運動エネルギーと回転エネルギーの次元は一致するので、
その和、全運動エネルギーを比較することに誰も反論はないでしょう。


太陽系の全運動エネルギーも、太陽と木星がほぼ全てを占めているので、
この2つを比較すればいい。


<span style="color:red; font-size:12pt">公転運動とは並進運動</span>」ということを正しく認識すれば、

  • 太陽は回転エネルギー(自転)のみを持ち、
  • 木星は並進の運動エネルギー(公転)と回転エネルギー(自転)の和である。

ということは明らかです。
決して、公転で惑星が角運動量を持つことはないし、回転エネルギーを持つこともない


この点を正しく認識することが大切です。


2012.11.10〜2013.06.23

木星の全運動エネルギーは太陽より小さい





太陽の全運動エネルギーは、回転(自転)だけなので、

木星の全運動エネルギーは、並進(公転)と回転(自転)の和なので、



木星の全運動エネルギーは、
太陽の7分の1に過ぎない(密度が一様と仮定した場合)。
正確な<span style="color:red; font-size:12pt">角質量係数</span>を用いると(括弧内の値)太陽に匹敵するというのは驚きです。


いずれにせよ、太陽よりも小さいことに変わりはない。


土星のK= 3.86263e34(3.29172e34)はほとんど影響しない
天王星のK=2.1246e33(2.07368e33)でさえ塵のようなものです。
やはり、木星だけを比較すれば十分です。


2012.11.11〜2013.06.23

惑星に運動量が集中するはずもない(2012年、日本)(世界初!!)







運動量と運動エネルギーは密接に関連している。


木星の全運動エネルギーが太陽より小さいのに、
惑星が太陽の角運動量の190倍(正確な角質量係数を用いた値 : 参考文献[25])もの角運動量を持つなどと言うことは、天地がひっくり返ってもあり得ない


天文学者はこんな簡単なことも理解できなかったのだろうか!?


このように、全運動エネルギーを比較するだけで、
「角運動量の惑星集中」という学説がもはや議論の価値すらないことがはっきりした。