間違いを素直に認めるには勇気がいる(2012年、日本)
『運動量p(Linear Momentum)をp=mVと定義する』
当たり前のようにそう教えられている。
学生は、そう言うものだと洗脳され続けてきた。
しかし、その定義そのものが完全に破綻している。
矛盾だらけで、到底科学とは言えない。
科学は宇宙一周分くらいの遠回りをした。
それは日常のストレス(矛盾だらけの理論)をすっかり忘れて、
楽しい宇宙旅行だったかもしれない。
でも、もうそろそろ、現実に戻る時です。
「運動量の再定義」によって、
やっと、科学が正しい道を取り戻すことができた。
そして、物理の教科書が書き換わる日が来る。
従来の考え方は完全に破綻している
運動量をmVと定義する従来の考え方では、
- ・転がりの全運動量すら計算できない。
- ・角運動量を運動量に変換することができない。
- ・惑星の持つ運動量が太陽の持つ角運動量(自転)よりはるかに大きい(約190倍)などという荒唐無稽な学説が信じられている。
- ・物体の大きさがミクロ、マクロになったとき、角運動量だけが影響を受け、運動量はまったく変化しない。そんな奇妙な世界(宇宙)に我々が住んでいると考えられている。
特に転がりでは、
前のめり転がりのときの運動量の変化を全く評価できない。
そして、「滑り摩擦モデル」という実にもっともらしい架空の理論に基づいて説明されていたことも含めて、転がりの科学はまさに前近代的、文明以前だった。
従来の考え方は完全に破綻している。
そのことがはっきりと理解できた。
全てに疑問を持つ、それが科学
科学とは何事も疑ってみることと言う基本思想があるが、
転がりの科学に関する限り、そのことを完全に怠っていたのは間違いない。
そして、運動量という物理の基本もそうだった。
科学者の怠慢と言っていい。
そのことを肝に銘じてもらいたいものです。
自分の考え方でさえ疑ってみることが本当の科学的な姿勢です。
転がりや運動量なんて物理学の初歩の初歩、
いまさら、新事実があるはずがない、という思い込みがある。
頭がいい人ほど、そう言う常識が強く働いてしまうものです。
もっと最先端の科学を勉強したいといういう欲求の方が強いからでしょう。
物理の教科書が書き換わる日
遅かれ早かれ、転がり、そして運動量に関して、
教科書が書き換わることになるでしょう。
でも、何百年もかかる可能性が高いですね。
今まで信じてきたことを否定するのは並大抵ではないからです。
世界中の教科書を書き換えるには、まさに、太陽の角運動量よりもはるかに大きな運動量が必要かもしれない。
特に、こんな基礎的な部分の間違いに気づかなかったことを認めるのは、
恥ずかしくてできないと思うのが人情でしょう。
世間という目が気になってしまうからです。
先ずは、あなた自身がどう考えるかが大切です。
自分の頭で考えてみてください。
他人の考えなど気にすることはない。
従来の考え方が本当に正しいのか?
あるいは、新しい考え方を受け入れることができるのか?
考えること、それが科学そのものです。