慣性の再定義

Redefinition of Inertia

線慣性の再定義によってあらゆる疑問が解ける(2012年、日本)



Real Science of Golf





2012.10.09〜2013.06.23

 
線運動量mVが物体の慣性であるという従来の概念には矛盾がある。
 
並進の慣性(線慣性)と回転の慣性(角慣性)。
 
線運動量がm・rVであり、線慣性がm・rであるという新事実は、
この2つの慣性に<span style="color:red; font-size:12pt">共通性をもたらす</span>
 
<span style="color:red; font-size:12pt">あらゆる現象の疑問や謎</span>を矛盾なく説明できる。
 
そして、慣性質量と重力質量の等価性にも矛盾しない
 

Real Science of Golf

2012.06.21〜2013.06.23

線慣性の再定義(2012年、日本)(世界初!!)
Redefinition of Linear Inertia





従来、線運動量mVとは「物体の慣性」であると説明されている。

  • 慣性とは、重いものほど動きにくく、止まりにくい

と説明されてきた。
それは、日常的な常識、体験が大きく影響している。


線運動量がm・rVと表わされると言う新事実から、

  • 線慣性とは、大きさが同じであれば
  • 重いものほど動きにくく、止まりにくい
  • 線慣性とは、重さが同じであっても
  • 大きくなればなるほど動きにくく、止まりにくい
  • 線慣性はm・r

再定義できる。


  • 「極端にスケールの小さな領域(量子力学)と極端に速度の大きな領域(相対論)では、運動方程式だけでは通用しないことが確認されている。」



本当に通用しないのでしょうか?


普通、小さくなることは軽くなることでもある。
m・r(線慣性)は、大きさrが小さくなればなるほど、加速度的に減少することを意味する。従来のように単に重さmだけの減少とは変化のレベルが違う。


それを考えるのに最適な例はニュートリノでしょう。
ニュートリノは量子であり、かつ、光速に近い速度で動いている。


ニュートリノの大きさは10−18[m]ですが、
重さは存在することが最近(1998年)になってやっと分かっただけでまだ確定していない
このくらいの大きさになると、慣性がゼロに見えてしまうということを物語っている。


そして、質量を持つニュートリノと持たないものがあると言う予想(仮説)を立てることができる。


光子の重さがゼロと見えてしまうのもこれと同じようなものと言えるでしょう。





以下のような考察によって、この再定義の正しさがさらによく理解できるでしょう。

Real Science of Golf

2012.07.02〜2013.06.23

線慣性と角慣性の共通性(2012年、日本)(世界初!!)





\[ {\Large \fbox{ $ \displaystyle{ \begin{align} \color{red}{角}慣性I_{c}\propto& m\cdot \color{red}{r}^{2}\\ \color{red}{線}慣性I_{m}=&m\cdot \color{red}{r}\\ m:&質量\\ r:&重心回りで回転した時の半径\\ 線慣性の半径rは、&進行方向を軸にしたときの半径だが、\\ 本当に回転している/&していないは関係ない。\\ \end{align} } $ } } \]
角慣性(慣性モーメント)はm・r2に比例する。
線慣性は単なる質量mではなく、m・rである。


半径rが共通して含まれることは、
慣性と言う意味から見ても理にかなっている



はずみ車でも分かるように、
角慣性は回転の止まりにくさを示している。
半径が大きいほうが回転が止まりにくいし、重いほど止まりにくい。


そして、重さを軽くすると同時に、半径を大きくすることで、
回転の止まりにくさを一定に保つこともできる


重さmと半径rの相対的な関係で慣性が決まる。



それと同様のことが、線慣性m・rについても言える。
そう考えるのが理にかなっている。


だからこそ慣性なのであって、
そうでなければ、ただの質量に過ぎないだろう。


今まで質量mを慣性質量と呼んでいたことが
そもそも間違っていたということです。
線慣性が質量mのみで決まる、という従来の考え方には違和感があるし、論理的な説得力を欠いている


慣性には、大きさと言う要素が不可欠です。

  • 単なる質点
  • 大きさのある物体(剛体)

ともに質量mが同じこの2つの物体の慣性の強さ(線慣性)が同じと考えること自体がナンセンスであり非科学的です。
こんな単純な思い違いを300年以上続けていたことが信じがたい。


もしそれが同じであれば、
すべての運動を質点の運動として考えれば済むことになってしまう
そんなことは現実にはあり得ないだろう。


たとえば、宇宙全体を質点と考えることなどできるはずがない。


あるいは、質量mが同じままで、半径rをどんどん大きくして行った時、

  • 回転はどんどん止まりにくくなる一方で、
  • 並進の止まりにくさだけが変化しない

というのはアンバランスであり、不自然です。
並進と比べて回転だけにそんな特別な能力が偏在するという必然性はないし、そんなことは幻に過ぎない。


以下のような事例を見れば、
線慣性がm・rであること、線運動量がm・rVであることがさらに理解できる。



ただし、速度や角速度が速いほど止まりにくいのは当然なので、ここでは問題から外している


結局、慣性(運動量)とは止まりにくさであるという点から言えば、
線運動量とは、大きく分けて、線慣性mrと速度Vという2つの要素から成るので、mV・rと書くのではなく、

  • 線運動量 mr・V

と書くべきです。

Real Science of Golf

2012.06.23〜2013.06.23

慣性質量と重力質量の等価性に矛盾しない





慣性質量と重力質量が等価であることがエトヴェシュ・ロラーンド(1848〜1919 ハンガリー)によって実証(1908年)されている。
それは、同じ質量の 2 つのおもりで実験をしている。
10-910-12の精度であることが確かめられているそうです。


2つのおもりの大きさは同程度(あるいは全く同じ)と思われるので、
線慣性がm・rであるという正しい理論にも矛盾しない


ただし、この等価性は実験による検証が今でも続けられていて、
厳密に言えば未だに証明されていない


質量mが慣性質量であるという間違った前提で実験を続けてきたことは、
徒労と言わざるを得ない。