仮想Caps
Capsキーを使ったことがない。
そして、Karabiner-Elementsを使っていて、仮想Capsを思いついた。
従来のCapsキーの欠点
Capsキーを押して、大文字、小文字を切替える。
Capsキーがどこにあるかを覚えておかないといけない。
間違って押して、混乱する。
一々Capsキーを押してモードを変えるのが面倒くさい。
どっちのモードなのかをLEDを目で見て確認するのも馬鹿らしい。
仮想Capsの基本コンセプト
A〜Zキー(26個)すべてをCapsキーにする。
それが、仮想Capsの基本コンセプトです。
仮想Capsの使用開始/終了
仮想Capsを使用する/しないを切替えるには、
「仮想Capsキー」(+キーの右シフトケース)を押す。
「仮想Capsを使用する」に切替えたと同時に、大文字で打てる(仮想Capsモード)。
「仮想Capsを使用しない」に切替えたと同時に、小文字で打てる(通常モード)。
これは従来のCapsキーの仕様と同じです。
ただし、
システム起動後に、初めてシフトキーを押した時点で、
自動的に「仮想Capsを使用する」という設定にするが、
小文字を打つ状態(通常モード)にしてある。
同サイドシフト
同サイドシフトで、例えば、L-shift + aと打つと、
通常モードから仮想Capsモードに切り替わる。
と同時に、大文字Aが入力される。
それ以降は単打で大文字が打てる。
再び同サイドシフトで打つと、例えば、L-shift + aと打つと、
仮想Capsモードが解除され、通常モードに切り替わる。
と当時に、小文字が入力される。
それ以降は単打で小文字が打てる。
なので、L-shift + aを連打して、
AaAaAa
のように交互に出れば、「仮想Capsを使用する」という設定になっていることが確認できる。
クロスシフト
仮想Capsモードのとき、
クロスシフトで打つと、例えば、R-shift + a、通常モードに切り替わると同時に、大文字Aを入力する。それ以降は単打で小文字が打てる。
つまり、どんなケースでも、クロスシフトを使えば、従来と同じ結果(大文字が入力される)になるので、違和感がまったくない。
通常は、クロスシフトで大文字を打つことが多い。
ただし、親指シフトに慣れると、同サイドシフトで大文字を無意識で打つこともよくあるので、ここは1つの副作用が起きる。
1つの副作用(欠点)
例えば、「Apple」という単語を入力するとき、
同サイドシフトでL-shift + aと片手で打つのは、親指シフトの利点ですが、ここで仮想Capsモードになってしまうため、「APPLE」のように入力されてしまう。
同サイドシフトは特に左手で打つ癖が無意識にでき上がっている。
それは、右手はマウス操作があるからと言うのが大きい。
この欠点も慣れの問題だろう。
仮想Capsモードを解除する方法
3通り用意した。
(1) 同サイドシフト
(2) クロスシフト
(3) 英字、全角英字モード以外にする。
仮想Capsモードのときに、単打で大文字を打っていて、
次に小文字が打ちたければ、(1)同サイドシフトで打てばそれも含めて小文字になる。あるいは、最後の大文字を(2)クロスシフトで打てば、その次からは小文字が単打で打てる。
ひらがなを打つほうが圧倒的に多いので、一々Capsモードだったかどうかを覚えていないものです(カタカナ、半角カタカナモードも同様)。英字モードに切替えた時に、小文字が打てることの方が自然です。
英字モードから全角英字モードに切替えた場合は、モードは維持される。
ただし、言うまでもなく、メニューで入力モードを切替えると駄目です。
アクセスビリティの複合キーはSSandSにマッチしない
2018.02.22(木)pm03:36 | KeyRemap4のときの記事はここ |
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