半濁音「ぱぴぷぺぽ」の進化 (第2世代)
半濁音「ぱぴぷぺぽ」は、第2シフト方式(第1世代)から
シフトキー遅延押下方式(第2世代)に進化する。
1年近く使ってみたが、通常のシフトキーと第2の親指シフトキーとの間を往復するのがやはり煩わしかった。
そのとき、「to_delayed_action」の使い道をやっと思いついた。
親指シフト遅延押下で半濁音 (第1の遅延押下)
親指シフトと「はひふへほ」を同時押下で濁音「ばびぶべぼ」
親指シフトと「はひふへほ」を遅延押下で半濁音「ぱぴぷぺぽ」
遅延押下の長押しで「ぱーぴーぷーぺーぽー」
シフトキーを押してから最初に押す文字キーまでの時間が早い(同時押下)か少し遅いか(遅延押下)の差で打ち分けるというアイデアです。
パラメーター「to_delayed_action_delay_milliseconds」で設定した値を越えると、遅延押下になる。
なので、「遊星パピイ」なんてのはお手の者。
「バービー」も「パーピー」もパパパッと簡単に打ち分けることができる。
親指シフトに慣れると、ほぼ同時に押すのが普通なので、従来通り濁音になる。
半濁音を使うことは滅多にないので、そのときだけシフトキーを押してから一瞬間を置くことに違和感はないだろう。高速打鍵のリズムが崩れるのはデメリットではある。
濁音と半濁音をまったく同じキーを押すだけでいい。
覚えやすい。
そこがすごくいい。
特に、AppleKBやHHKBではメリットがある。
なぜ、今まで思いつかなかったのだろう?
とは言え、シフトキーを押してから、文字キーを打つまで時間がかかることは、時々あるので、そのときは意図しない文字が入力されるという副作用はある。
でも、それは、その文字が打てるということを思い出すという意味で利点でもある。最大のメリットは、やはり、親指を移動しなくていい、ということです。
これで第2シフトキーを使うケースがほとんどなくなったが、それでも使い道は残っている。
X-Bowsでは、ホームポジションを内側にずらした結果、「ぷぺ」は第2の親指シフトを使う。これも最初は慣れないが、慣れれば特に違和感はない。
第2の遅延押下
親指シフトと「はひふへほ」を同時押下のタイミングで打って長押しする。これを第2の遅延押下と呼ぶことにする。 遅延押下モードに移行する。
「シフト」キーを長めに押す(第1の遅延押下)
「はひふへほ」キーを長めに押す(第2の遅延押下)
この2つの遅延押下の結果は同じになる。
但し、長押しによる「ぱー」は打てないので、長音「ー」を別に打つ必要がある。
「ぱぱぱっと」のように打つ場合は、2文字目からは遅延押下モードになるので、普通に打てばいい。ただし、このように続けて打つ場合は、シフトキーを長めに押してから打ち始めた方が打ちやすい。
「パッと」のように1文字だけのときは、第2の遅延押下の方が倍近く早く打てる。 うまく使い分ければいい。
2018.02.22(木)pm03:36 | KeyRemap4のときの記事はここ |
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