無効キー

打ち難いキーを無効化する

2018.03.05(月)〜2019.05.30(木)

上段と最上段の真ん中には、遠くて打ち難いキーがある。
左右対称なμTRONキーボードは、その数が倍になる。
ここがキーボードの最大の欠点だ。
でも、馬鹿とハサミは使いよう。
X-Bowsキーボードには無駄がない。全てのキーを使い切る。


数字キーの中央は使わない

 左右対称なμTRONキーボードでは『6』『7』は遠すぎて駄目。
通常のキーボードなら『6』キーが遠い。
 
人差指を伸ばしただけでは届かないので、
手のひら全体を広げるようにしてやっと届く。
 
だから、ずらして使う。
μTRONキーボードでは『8』キーを「6」にリマップする。
通常のキーボードでは、『7』キーを「6」にリマップする。
 
私は、KeyRemap4の10年以上前、BTRON(超漢字)の時代からそうしていた。
そのまま使っている人の気が知れない。
 
打ち難いキーは使わない。
 
X-Bowsキーボードは、ホームポジションを内側にずらすという劇薬によって、無効キーは1つもなくなった。オリジナルの『56』キーは新ホームポジションからでさえ唯一、人差指を伸ばしても届かない。だから、間違って押し間違えたくないDel、Undo/Redoキーにするのにふさわしい。数字キーは、新ホームポジションから見ると、両サイドに1つずつずれた位置になる。これで全ての数字キーが指を伸ばすだけで打てるようになった。
 
特に、新しい「56」キーが打ち易くなって、実に快適!!
これに併せて、数字キーのシフトケースも移動したので、これも快適。
 
小指と薬指の長さの違いがぴったりはまる。
左手の「1234」、右手の「7890」はほぼ完全に自然にキーの上にそれぞれ4本の指が置けるので、連続して打ちやすい。「56」を打つ時だけ、人差指を横に移動すればいい。
 
 

『Y』キーと『T』キーも無効化

 『Y』キーは、オリジナルのTRON配列では、
「F き ぎ え」がアサインされていた。
ここは遠くて打ち難い。
 
左右対称なμTRONキーボードでは、『T』キーも同様に打ち難い。
「Y ょ ほ ぼ」がアサインされていた。
 
ここもキーボードの最大の欠点の1つだ。
 
ここはオリジナルのまま26年間使っていた。
でも、毎回、打ち難いとストレスになっていた。
もっと早く無効化しておけばよかった、と思う。 
 
新TRON配列にしてから、本当に楽に打てる。
ストレスフリー。
 
手のストレッチ不足になるというのがデメリットかも?
 
X-Bowsキーボードは、ホームポジションを内側にずらすという劇薬によって、この『YT』キーは存在しなくなったので、手の届き難いキーはない。