Clip、検索、保存、Esc、mute、画面輝度キー

画面のClip、検索、Escなども超進化

2019.01.26(土)〜06.15(土)

X-Bows用に進化させたその他のキーいろいろを紹介する。
画面のClip、検索、Esc、mute、画面輝度、保存キー。
一人二役、三役で、シンプルかつ快適!! 
究極の使いやすさ。
 


 

(1) Clipキー

 
Clipキー単打 :
 Evernoteの「選択部分かウィンドウをクリップ(ctrl ⌘ C)」
 
Clipキー長押し (画面Clip保存) :
 macOSの「画面のピクチャーをファイルとして保存(shift ⌘ 3)」
 
シフト + Clipキー (画面Clip) :
 Evernoteの「画面全体をクリップ(ctrl ⌘ Pを設定しておく)」
  
mojaveでサポートされた画面Clip保存は、画面右下に出るサムネールをEvernoteのノートに直接ドラッグすると、Finder内に無駄なファイルが保存されないのが便利。ドラッグしないで、サムネールが消えると、High Sierraまでと同様にFinderにファイルが保存される。良くできているね。
 

OSX, macOSのバグ

 「ペーストしてスタイルを合わせる」のショートカットは「メモ」や「テキストエディット」など一般的に「Option Shift ⌘ V」になっている。
Evernote等一部のアプリでは「Shift ⌘ V」。
 
ところが、「Option Shift ⌘ V」はリマップしてみて初めて気づいたが、別のメニューが実行されてしまう。それは、「Option ⌘ V」です。
 
AppleKBで直接キーインしても駄目。
そして、少なくともOSX 10.7.5にはこのバグがあった。
 
 
つまり、「Shift v」= 大文字「V」というつまらない勘違いをしているようだ。
ショートカットに「V」と大文字になっているのは、大文字を打つことではない。
小文字だと分かり難い文字があるから大文字にしているに過ぎない。
 
Appleもちょっと抜けているね。
 
Evernoteなどが「Shift ⌘ V」に変えているのは、それに気づいているからだろう。
 

システム環境設定でショートカットを変更

対症療法はショートカットを「Shift ⌘ V」に変更する。
 
Appleはショートカットの変更ツールがあるから、
このバグを直すつもりはないのかもしれない。





 

(2) 究極の「検索」

 長押し → 検索(⌘ F)
 単打 → 次を検索 (⌘ G)
 シフトケース → 前を検索 (shift ⌘ G)
 
最初、単打に「検索」をアサインしてみたが、
それよりも、「次を検索」が単打の方がはるかに使いやすい。
 
実際に使ってみて、これが実に使い心地がいい。
 

(3) Escキー

Escキーのシフトケースは未使用なので、そこを利用する。
Escキーを叩くたびにサイクリックに変化する。
 左シフトケース同時押下 → 取り消し線 (Ctrl ⌘ K) → 取り消し線なし
 左シフトケース遅延押下 → 上付き文字(Ctrl ⌘ +) → 下付き文字(Ctrl opt ⌘ +) → なし
遅延押下とは、シフトキーを長押しした後で、Escキーを押下すること。

 
(4) 保存キー 

 自動保存がないアプリもまだあるので、保存キーはあると便利です。
 単打 → 保存
 左シフトケース → 名前を付けて保存...(shift ⌘ V)
 右シフトケース → 書き出し... (opt shift ⌘ V) :  Affinity Designerなど
 長押し → fn(キーコード0x10002) : AppleKBのfnキー相当
 

(5) 究極のmuteキー

 長押し → mute (ON/OFF)
 単打 → volume Up (64段階)(リピートなし)
 シフトケース → volume Down (64段階)(リピートあり)
 
3つのキーを使うのは芸がない
覚えるのも面倒くさい。
64段階のショートカットは覚えられないので使ったことがなかった。
 
muteキーが、volumeキーでもある、というのは必然の進化と言っていい。
 
消音時に、単打(volume Up)すると、音が出ると同時に1段階Upしてしまうという副作用があるが、これはmacOSのバグなので、仕方がない。
 
消音状態のときは、長押し(mute)でも、単打(volume Up)でも音が出るので、分かりやすい。
単打(volume Up)がリピートなしというのは、長押しとの共存の結果だが、急に音が上がるのは嫌だからです。上げる時は1つずつで十分です。
 
これが理想的な解だろう。
実に快適。迷うことがない。
 
 

(5) 画面輝度キー

 単打 → 画面輝度 Down (64段階)
 左シフトケース → 画面輝度Up (64段階)
 これも、今までのように2つのキーを使うのは馬鹿げている。
長いショートカットを一々打つのはもっとめんどくさい。