使用方法 (新TRON配列・新NICOLA・新Dvorak)

新NICOLA配列新TRON配列、新Dvorak配列の使用方法

 2018.02.23(金)〜2019.06.15(土)

Complex Modifications用のjsonファイル(NewNICOLA_NewTRON_Dvorak_SSandS_etc.json)は、ver5以降は全てのキーボード共通です。
ただし、X-Bowsキーボードは一部処理を変えてある。
 

(使用環境)
  macOS 10.14.5以降
  Karabiner-Elements (ver11.6.0〜最新ver12.5.0以降)
  かわせみ2 (ver2.0.8〜最新ver2.0.14以降)→(かわせみ2の設定)
  Apple JIS KB、HHKB JIS、μTRONキーボード、X-Bows KB同時使用可。
   

(プロファイル設定)

添付のkarabiner.jsonは設定済み。
ただし、Complex Modifications用のjsonファイルは、「Add rules」ボタンを押して追加する。

お勧めは、「新TRON配列・新Dvorak配列」。
「新NICOLA配列・新Dvorak配列」はお好みで。
どちらも、Dvorak配列をベースに作ってある。

Dvorak配列になるように変更する。
これは、Complex ModificationsがDvorak配列をベースに作成してあるからです。
アルファベット以外の記号などの配置は、キーボード毎に自分好みに最適化する。
 
基本はX-Bows用の設定になっていて、それを利用する。
 
以下にHHKBなどの例があるが、それ以外のキーボードでも、それを参考にして、そのキーボードにマッチした配置にすればいい。
BBEditなどのエディタで開いて、HHKBなどの設定をコピーして、それを自分が使っているキーボードの設定部分にペーストしてからそれを調整するのが一番早く設定できる。from部分だけを調整すればいい。
 
X-Bowsは、専用のドライバーでDvorak配列に変更しておく。そのため、Simple Modificationsの設定は最小限で済む。

Complex用のJSONを「Add rule」から読み込む。
プロファイル「新TRON配列・新Dvorak配列」の場合は、そのまま。
プロファイル「新NICOLA配列・新Dvorak配列」の場合は、「新NICOLA配列(かな入力方式)」を「↑Up」ボタンを押して、1つ上に移動する。
あるいは、下図のように「新TRON配列(かな入力方式)」を削除してもいい。


X-Bowsは2つ見えてしまう。意味不明なので、私は、マウスマークが付いていない方にチェックを入れて使っている。
ver12以降
バージョンアップした後、改めて、システム環境設定を使って、JISキーボードとして再認識させることが必須。そうしないと、キーマップが一部おかしくなるので、混乱する。


ver11

 

プロファイル (共通)

添付のプロファイル「新TRON配列・新Dvorak配列」と「新NICOLA配列・新Dvorak配列」
(Complex Modificationsは空)はまったく同じものです。
 
正確に言えば、同じになるように(共通化)してある。
μTRONキーボードのTRONモードとJISモードは元々のキー配列が3つだけ異なる。
そのため、JISモードと同じになるようにSimple Modificationsでリマップしてある。
 
さらにμTRONキーボード(TRONモード、JISモード両方とも)の「む」キーは、backslashではなく、実は、「non_us_pound」です。
HHKB(JIS)でも同様です。
 
つまり、JISキーボードの「む」キーは「non_us_pound」である、
ということです。これが紛らわしい。
 
Apple JIS KBは「む」キーが「backslash」になっている。
この方がバグだろう。
たぶんJISキーボードとUSキーボードが同じだとAppleは勘違いをしている。
 
さらに混乱したのは、Karabiner-EventViewerのバグです。
「non_us_pound」なのに、「backslash」と表示してしまう。
だから、「backslash」をいくらリマップしても駄目なので悩んだ。
実は、「non_us_pound」であると気づくのに、時間がかかった。
このバグは既に修正されている。
 
 

μTRONキーボードの刻印 TRONモード JISモード
NumLk keypad_enter keypad_num_lock
right_option quote
non_us_pound non_us_pound
right_control international1
 

X-Bowsの専用ドライバーで新Dvorak配列に並べ替えてあるので、ここでの変更は最小限で済む。 このX-BowsをベースにしてComplex Modificationsを作成してある(ver5以降)。
X-BowsのFirmware (ver1.24)のバグ対応のための設定を含む。→詳細

とりあえず、TRONモードとJISモードの違い(緑色の3つのキー)を同一化する。

JISキーボードの仕様では、「む」キーはnon_us_poundなので、Appleキーボードのバグである。

 

新TRON配列と新NICOLA配列の切替

━━━ 任意のキーボード

  • 画面上端のメニューでプロファイルを切り替える。
  • ただし、NICOLA配列は敗北したので、切替える必要はもはやない。
  • ver5以降は、Simple ModificationsでDvorak配列ベースに設定することで、任意のキーボードで、新NICOLA配列を試すことができるようにした。どうしても、NICOLA配列を使いたい方はどうぞ。

 
━━━ μTRONキーボード

  • ver4までは、
  •  TRONモードなら、新TRON配列
  •  JISモードなら、新NICOLA配列
  • Fn+TRONキーを押してモードを切り替えるだけでいいようにしていた。これは理想的な使い方だった。
  • ver5以降は、どちらのモードも共通化して、他のキーボード同様に、プロファイルを切替えて使う。キーボード毎に使用するjsonを切替えれる仕様なら使い道があるんですけどね。Karabiner-Eの仕様が改良されることを期待しよう。
2019.04.10(水)〜2019.06.04(火)

 
 
 

システム環境設定でショートカットを変更

「ペーストしてスタイルを合わせる」のショートカットにバグがある。その対症療法はショートカットを「Shift ⌘ V」に変更する。
 
Appleはショートカットの変更ツールがあるから、
このバグを直すつもりはないのかもしれない。
 
Finderは、
・「クリップボードを表示」にショートカットを追加
・「前のタブを表示」、「 次のタブを表示」の隠れショートカットCmd+shift+←、Cmd+shift+→が入力枠で誤動作する。デフォルトのショートカットを変更すると、なぜか解消される。Safariでは正常なので、明らかにFinderのバグ。これは、「行末/行頭まで選択」キーを正しく動作させるため。