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実際にパッティングするときに役に立つのは…

同じ距離で止まるように打つ



いろいろな方向に打ったとき、そして、傾斜の強さが変わったときの転がり方を比較するには、



という3つの方法がある。


同じ強さで打つというのは実際に試しやすいし、
傾斜がきつい場合に上り側と下り側の差が大きいので、
差がはっきり分かるという利点はある。


2011年に細貝氏の「パット・エイミング教本」を読むまで、
2番目の見方、同一円周上で止める、という見方がいいとずっと思っていました。
転がる軌跡が重ならないので、見やすいという利点もあったからです。


円周上で止めるのも、1つのカップで止めるのも、単に座標を移動するだけの違いですが、
この見方によって理解できることに大きな違いがあることを、私自身思い知らされました。


個別の解析には、「同一円周上で止める」のが役に立ちますが、
実際のパッティングで役に立つのは「<span style="color:red; font-size:12pt">いろいろな方向から1つのカップを狙って打つ</span>」ほうです。

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