空中では地球の中心に向かって落ちて行く
斜面では傾斜方向に進むことはほぼ100%ない
空中では地球の中心に向かって(重力の方向に)真っ直ぐ落ちて行くのは、当然だと思っている。
でも、斜面では、それは全くの例外です。
空中(放物運動)に似ているのは、唯一、傾斜の強さが1の場合だけです。
言い換えれば、転がって行く方向を見ても傾斜の方向は分からない。
そんなこと信じられない、と聞いた全員が思うはずですが、それが真実です。
普通にはあり得ないくらいの急傾斜(例えば傾斜の強さ10)だったら、
あっという間に曲がって、
後は、真っ直ぐに、傾斜方向に転がり続けるだろう、
と誰しも単純に予想したくなるし、そう信じ切っている。
でも、真実はそれとは全く違う。
図は、アンケートと同様に横方向に同じ強さで打ち出した例です。
単純な予想とは全然違う。
私たちは、斜面の転がりについて全く無知だったということがこれを見ればよく分かる。