上り側は直線的だが下り側は折れ曲がっている
経験で覚えることは不可能
傾斜の強さが変化するにつれて狙う位置(×印または+印)がどんな方向に伸びていくのか。
それを憶えておくと、実際のパッティングできっと役に立つでしょう。
下図を一目見れば分かるように、それをすべて経験で憶えることはほぼ不可能です。
今までプロゴルファーが客観的に伝えられなかったことに罪はない。
上り側が直線的なのは分かりやすいが、下り側は折れ曲がっている、と言うか
湾曲しているなんて想像もしなかったでしょう。
これほど複雑とは!
単純な面もあるのが救い
比較的弱い傾斜の範囲はほぼ直線的に伸びていて単純なのが1つの救いです。
もう一つの救いは、
たとえば、上り50度と下り50度方向で止める場合にほぼ対照的なことです。
つまり、変化の傾きがほぼ等しい。
真横方向で止めるときにカップのほぼ真上を狙えばいいのも、
対称性から言って、当然と言えば当然でしょう。
また、例えば、上り30度と下り30度の狙う位置を見比べてみると、ほぼ重なるような方向に伸びていることも興味深い。
傾斜の強さが弱いほどこの傾向が強い。
全てを憶えることは不可能に近いので、図を見て全体の傾向(イメージ)をつかむことが大切です。