ヒエログリフ(エジプトの象形文字)の絵は、ネットにもあるし、何冊も本が出ているのですが、なかなかこれはと言う センスのある(美的な)絵がない
 
オリジナルの写真が少ないのですが、オリジナルの美しさがかなり失われているような気がする。確かに、 オリジナルの中にも稚拙な絵は多いようです。
それを描き写した段階でも、かなり質が落ちてしまっているようです。
 
特に、AとLを意味するヒエログリフは美しいものがない
 
03.8.7に再放送された 『 未来への遺産 第4回「天は語らず 人をして語らしむ」(1974)』で、KL EOPA TRA(この放送では E,Tと表記していた。一般的に、クレオパトラと呼んでいるためだろう。)のヒエログリフの絵(実物ではない)があって、それが今まで見た中で 最もまともな絵だと思った。それを私が描き写したものが下の絵です。
 

 
Aを示すヒエログリフは、特に、 足周辺がこのくらい美しく描かれているものは他にない。頭もなかなかいい形のものがなくて、これは私がちょっと手を加えた。全体的にも、まーまーでしょう。
 
Lを示すヒエログリフは、雄ライオンかと思っていたら、放送では、 ライオンのように見えたのは意外だった。後ろ足はちょっと美しさに欠けるが、全体的にはこんなもんでしょう。
 

 
これがクレオパトラ(KLIOPADRA)のヒエログリフです。全体を囲んだものは王の名前であることを示す記号だそうです。
 
A,L以外のヒエログリフは、 ここにあったものです。いろいろ探して、 ここくらいしかまともな絵がなかったが、これだけきれいに描ける人でも、LとA(
)を描くのは さすがに難しかったのでしょう
 
写真を見ると、ハゲワシというよりも鶏みたいで、あまり格好のいい鳥ではない。頭の羽根が長く、立つようです。足の付け根にかなり大きな羽根のかたまりがまるで半ズボンのような感じになっているのが特徴的と言えなくはない。羽根のない顔(いわゆるチキン肌)が黄色いのはちょっと気色悪い。